2015年12月26日土曜日

クリスマスで歌声プレゼント

ちょっと早めの12月12日に病院でのクリスマス会をして、その後、病室へも行って巡回して歌声をプレゼントしました。

曲は、「牧人ひつじを」を混声四部合唱で歌いました。

心にも体にも栄養を!

歌声で、喜んでいただけた笑顔がうれしかったですね。


2015年5月5日火曜日

 糖尿病の観点から Q&A「食生活の注意点を教えて下さい。」

Q 食生活の注意点を教えて下さい。

A
糖尿病を作り出してしまう世の風潮として、現在私が注目しているのは、“精白した米や小麦や砂糖類の摂りすぎ”です。
 人間の身体は、もともと自然界にあった食べ物で、一番うまく機能するようにできています。
 米や小麦や砂糖に含まれているブドウ糖は、玄米、全粒粉、黒砂糖の形で摂るとゆっくり吸収され、膵臓の一部分であるインスリンを産み出す細胞に過度の負担をかけません。これは食物せんいの働きによるものです。
 毎日三食、白米、白小麦、白砂糖を食べ続けると、膵臓にとても負担となります。さらに、そのブドウ糖が脳神経や筋肉の細胞などで一番うまくエネルギーになるために必要なビタミン、ミネラルは胚芽成分にバランス良く含まれているのです。
 脳疲労、視神経の疲れ、肩や首のこり、足のだるさ、つりなどを改善するのにもビタミン、ミネラルはとても有効で、それがないとブドウ糖は有効に使われず脂肪となって蓄えられていきます。内蔵脂肪が増える大きな原因として食物せんいと胚芽成分の不足をあげる報告もあります。
 かつて主食として貴重な栄養源だった、ひえ、きび、粟などが姿を消し、口あたりの良い精白米だけが現在大量に流通しています。
 安値の白小麦も大量に輸入され、菓子パン、カップ麺、スナック菓子になっています。その結果、不足した栄養素を補うために日常的に肉類を欲しがるようになるのです。当然、動物性脂肪、蛋白質の摂りすぎになり、過剰なカロリーと蛋白質の代謝産物(燃えかすのようなもの)で、身体に負担をかけることになり、高血圧、メタボリックシンドローム、
さらには心臓病、脳卒中につながることになるのです。


小出浩久先生の食事バランス療法No.1より

糖尿病の観点から Q&A「糖尿病って何?」

Q 糖尿病って何?

A 
2010年の国民健康・栄養調査の結果では、糖尿病が強く疑われる人(治療中も含む)とその可能性を否定できない人を合わせると、なんと3,857万人にのぼります。つまり、誰もが何らかの形で糖尿病の方、もしくは糖尿病になっていく可能性のある方と関わりをもっているわけです。
糖尿病は悪い状態で放っておくと、眼や腎臓や足先の最も細い血管から脳や心臓や足の付け根の比較的太い血管まで、全身の血管を詰まらせたり出血させたりします。
また、しびれを感じる神経、心臓や胃腸の動きを調整する神経、男女の性生活に関わる神経など、全身の神経の働きを低下させ、生活の質(QOL)を著しく低下させます。
そこで、皆さんに是非とも糖尿病について知っていただき、その知識を生かしていただきたいのです。
糖尿病を根本的に改善、もしくは予防する方法は、食生活や運動や様々なストレス解消(瞑想、気功、自然の中に出る、夫婦の正しい性生活など)という毎日あたりまえにされていることです。糖尿病の方だからといって、ものすごく変った生活をするわけではありません。栄養や運動やストレスについて理解を深め、糖尿病を作り出してしまう悪なる世の風潮に負けない生活を送りましょう。
 
その風潮として現在私が注目しているのは、

①  精白した米や小麦や砂糖類の摂り過ぎ
②  動物性の脂肪や蛋白質の過食
③  運動する機会、施設の不足
④  身近に自然を味わう機会の喪失
⑤  酒やタバコに頼るストレス解消の方法
⑥  テレビやパソコンに頼るストレス解消の方法

⑦  正しく健全な性情報の不足
⑧  風俗産業によるストレス解消が得やすい環境
⑨ 薬やサプリメントのみに頼った生活習慣病の治療、  などです。

小出浩久先生の食事バランス療法Q&A No.1 より 

2015年4月17日金曜日

表題を変更>>身心のバランス(栄養と運動)

この度、このブログの表題を
「身心のバランス(栄養と運動)」に変更しました。

栄養と運動、栄養の中でも、運動の性質においてもバランスが大切であると感じておりまして、表題を変更して、再出発してきたいと思います。

表題の写真も変更してみました。

今後もどうぞよろしくお願いいたします。
作業療法士・理学療法士 吉本秀一
内科医師        小出浩久